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2019年10月7日

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【相続コラム 2019.10】司法書士藤井真司事務所 発行

タイトル

 

9月27日、終活バスツアーの第二弾が阿蘇くじゅう国立公園内の金剛宝寺の樹木葬の見学コースで開催されました。

バスツアー

今回も満席での出発ですが、ほとんどの方が、「ももち浜ストア」(7月4日放送済み)をご覧になっての応募されたということでした。マスコミの影響力は本当に凄いですね。
宣伝ですが、第三弾は10月10日に開催予定です。(その後も随時、開催予定です。)キャンセルが出て偶然に空席が出ることもあるので、ご興味ある方はお問い合わせ下さい。
今回は第二回目の「終活バスツアー」で気づいたことをお話ししようと思います。

 

見出し

今回ご参加の皆様は前向きな方が特に多かったように感じました。
博多駅でバスに乗り込む時から、皆が初対面にもかかわらず、お互いに笑顔で挨拶をされていました。遺影の撮影の前のメイク室担当者も「みんな待ち時間に和気あいあいと会話していました。」との感想でした。
「終活バスツアー」は確実に楽しく「終活」考える環境を「アクティブシニア」に提供しているようです。

 

金剛宝寺の樹木葬はお骨を土に撒くのではなく、骨壺に入れて写真のような環境で埋葬します。

樹木葬

では、何故、「樹木葬」というのか?-背景に国立公園の原生林があるからです。(笑)

写真手前の小さなモニュメントが墓石の代わりとして家族のお参りを可能にしていますし、同心円状にモニュメントを配置をするために、今までにない形式なのです。そんな埋葬方法の表現方法が見当たらず、イメージとして「樹木葬」と呼んでいるみたいです。(何ともアバウトなお寺ですね。実際に、ご住職は本当に明るく楽しい方なのです。)
熊本地震の復興の為にと始めたこの樹木葬。戒名、永代供養等全て込々で40万円はかなり破格です。(一基に6体から8体入ることが可能)

お墓やお参りなどの供養についても実情は時代と共に変化をしている事を感じない訳にはいきません。
ご先祖からの伝統や歴史を守ることに重きをおくか、時代の変化に対応して、ご自身や子供達の事情を重視する選択をするか。選択ですね。

 

今回も私の守備範囲である「遺言・相続」のセミナーは好評のうちに無事に終了し、お寺での「相談コーナー」も盛況に行われました。
毎回思うのですが、ご相談を受けると皆さんそれぞれにご事情がある事を感じざるをえません。
その問題解決のひとつの方法として「遺言」があること、そして遺言の有効な書き方を今後も発信していきたいと思います。